木造住宅の価値は何年なのか
みなさんこんにちは。
堺の不動産会社、TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。
木造住宅は30年経ったら価値無し!?
日本では圧倒的多数の木造住宅ですが、その耐用年数がどのくらいかご存知でしょうか?
実は木造住宅の法定耐用年数はわずか22年(1998年の改正前は24年)しかありません。
といってもこれはあくまでも税務上のことであり、物理的・経済的耐用年数とは違います。
この数字の影響もあるのか「木造は30年(もしくは25年)経ったら価値無し」と言うお客様がいらっしゃいます。
今から30年前は平成6年(1994年)です。昭和生まれの私からすると「割と最近」のような気もしますし、平成築の家に価値が無いというのは少し違和感を覚えます。
建物価値の算定は査定する会社によって大きく変わります
不動産の査定においてはどうかと言うと、これはそれぞれの会社によって違います。
たとえば私が以前に勤めていた某大手では、税務上の法定年数である22年を採用していました。
22年経った家は、一律、再調達価格(新築価格)の10%という計算です。築22年でも、50年でも、一律10%です。これでは築20~35年程度の物件は実態以上に安くなってしまいます。
会社によっては30年というところもありますが、これにしても、やはり今の実態には合っていないと思います。
それぞれ家に合わせて『オーダーメイド』査定をする必要がある
築20~30年も経った家では、維持管理の程度によって大きな個体差が出ます。
大幅な改装や、マメにメンテナンスされている家もあれば、まったく手入れされていないものもあり、それらを一つの基準にあてはめて計算するのは無理があります。
私どもトール不動産では、築年数だけではない、それぞれの家の状態に合わせた適正な査定を実施することにより、不動産価値の最大化を図ってまいります。
不動産の売却はまずは無料相談・無料査定から。
堺市堺区のTOR不動産の中村へお気軽にお問い合わせください。