大手不動産会社に断られた方へ
相談先を見つけるための考え方

不動産を売却しようと思ったとき、多くの方は「不動産会社ならどこに相談しても同じ」と考えるのかもしれません。

しかし実際には、不動産会社にもそれぞれ得意分野があります。

一般的な戸建て住宅やマンションの売買を得意とする会社もあれば、相続不動産や共有持分、再建築不可物件など、特殊な不動産を専門に扱う会社もあります。

特に近年は、高齢化や相続の増加により、

・相続した実家をどうしたら良いか分からない

・兄弟との共有名義で困っている

・再建築できないと言われた

・借地権や底地の整理方法が分からない

・農地や山林を相続してしまった

といった相談が増えています。

こうした不動産は、一般的な不動産会社では対応が難しい場合もあり、「どこに相談したら良いのか分からない」という状況になってしまいます。

今回は、不動産会社の得意分野の違いや、困った不動産の相談先について解説します。

不動産会社は
どこも同じではありません

一口に不動産会社と言っても、その業務内容はさまざまです。

例えば、

・新築住宅の販売が得意な会社

・マンション売買を中心に行う会社

・賃貸仲介を専門とする会社

・投資用不動産を扱う会社

などがあります。

そして当然ですが、それぞれ得意な分野と不得意な分野があります。

体調や怪我で困って病院に行くことに例えるとわかりやすいと思います。

例えば、私たちは病院を選ぶ際に、

「整形外科」

「眼科」

「歯科」

など困りごとで選ぶ病院が違うように、

不動産会社にも専門分野が存在します。

そのため、

「不動産会社に相談したら断られた」

という場合でも、

不動産に価値がないのではなく、

その会社の専門外だったというケースも少なくありません。

一般的な不動産会社が
得意な不動産とは

一般的な不動産会社が得意としているのは、市場で流通しやすい不動産です。

戸建て住宅

住宅地に建つ一般的な戸建て住宅は、売却事例も多く、価格査定もしやすい不動産です。

マンション

中古マンションも流通量が多く、比較対象となる事例が豊富なため、売買しやすい不動産の一つです。

一般的な土地

接道条件や法的条件が整っている土地は、買い手も見つかりやすく、売却しやすい傾向があります。

住み替えや相続売却

相続した実家や住み替えによる売却なども、多くの不動産会社が取り扱っています。

これらの不動産は市場で流通しやすく、売却までの流れも比較的分かりやすいことが特徴です。

一方で、世の中にはそう簡単には売れない不動産も存在します。

相談先に困る
不動産の問題があります

一般的な不動産会社が得意とする不動産がある一方で、相談先に困る不動産も存在します。

例えば、

・再建築不可物件

・共有持分

・借地権や底地

・長屋や文化住宅

・農地や山林

・空き家

などです。

これらの不動産は、一般的な不動産と比べて権利関係が複雑だったり、活用方法が限られていたりするため、売却までに専門的な知識や経験が必要になる場合があります。

そのため、

「相談した不動産会社に断られた」

「査定はしてもらえたが具体的な提案がなかった」

というケースがとても多いのです。

しかし、それは不動産に価値がないという意味ではありません。

単に、その会社の得意分野ではなかった可能性があります。

なぜ大手不動産会社は]br-xs]それを取り扱いにくいのか

ここで誤解していただきたくないのは、大手不動産会社が悪いという話ではないということです。

大手不動産会社には大手不動産会社の強みがあります。

一方で、再建築不可物件や共有持分などの特殊な不動産は、一般的な不動産に比べて取り扱いに時間や手間がかかります。

権利関係が複雑

共有持分や借地権などは、複数の権利者が関係する場合があります。

そのため、売却や活用の前に権利関係を整理する必要があります。

建築的な判断が必要

再建築不可物件や長屋などは、建築基準法や接道条件などを確認しなければなりません。

単純に査定価格を出すだけでは判断できないケースもあります。

活用方法の検討が必要

売却だけではなく、

・隣地との調整

・リフォーム

・賃貸活用

・建物解体

など、複数の選択肢を検討する必要がある場合があります。

そのため、効率的な売買を得意とする会社ほど、対応が難しくなるケースもあるのです。

不動産業界には
「種地」という考え方があります

不動産業界には「種地(たねち)」という考え方があります。

一般の方にはあまり聞きなれない言葉かもしれません。

種地とは、現時点では活用しにくいものの、将来的な可能性を持った土地や不動産のことを指します。

一見すると価値が低く見える不動産

例えば、

・接道がない土地

・狭小地

・連棟住宅

・古い文化住宅

・老朽化したアパート

・農地や山林

などです。

一般の方からすると、

「こんな不動産に価値があるのだろうか」

と思われるかもしれません。

価値がないのではなく活用方法が特殊

しかし、不動産業界では考え方が少し違います。

隣地との調整ができるかもしれない。

複数の土地をまとめることで活用できるかもしれない。

建物を再生できるかもしれない。

このように、見方を変えることで新しい価値が生まれる場合があります。

困った不動産にも解決方法がある

私たちが日々ご相談を受ける中でも、

「売れないと思っていた」

「価値がないと思っていた」

という不動産に解決方法が見つかるケースは少なくありません。

大切なのは、売れるか売れないかを最初に決めつけることではなく、まず状況を整理して可能性を探ることです。

困っている不動産は
「売却」より先に整理が必要です

不動産の相談というと、

「いくらで売れるのか」

「売れるのか売れないのか」

こういったことを最初に考える方が多いと思います。

しかし、再建築不可物件や共有持分、借地権などの特殊な不動産は、売却価格を知る前に整理しなければならないことがあります。

例えば、

・誰が権利を持っているのか

・建築上どのような制限があるのか

・活用方法はあるのか

・売却以外の選択肢はあるのか

などなどです。

実際には、こうした状況を整理することで、今まで見えなかった解決方法が見つかることもあったりします。

大切なのは、まずは「売れるかどうか」ではなく、「どう整理すれば良いか」を考えることです。

不動産を売る会社と
問題を解決する会社の違い

不動産会社にはさまざまな種類があります。

一般的な不動産会社にも大切な役割があります。

しかし、困った不動産の場合は少し考え方が変わります。

一般的な不動産会社トール不動産
売却相談困りごと相談
査定状況整理
仲介解決方法の提案
売買成立問題解決
販売型不動産会社と問題解決型不動産会社の比較

私たちは、不動産を売ることそのものを目的にしていません。

まずは状況を整理し、お客様にとってどの方法が最適なのかを考えることを大切にしています。

その結果として、

・売却

・買取

・活用

・権利関係の整理

など、さまざまな解決方法をご提案しています。

トール不動産が
得意としている不動産問題

トール不動産では、一般的な不動産会社が取り扱いにくい不動産のご相談を数多くお受けしています。

共有持分

兄弟や親族との共有名義になっている不動産。

再建築不可物件

建て替えが難しく、活用方法に悩む土地や建物。

借地権・底地

地主との関係や権利関係の整理が必要な不動産。

空き家

相続後に管理や活用で困っている不動産。

農地・山林

使い道が分からず管理に困る地方不動産。

長屋・文化住宅

古くなり売却や活用方法に悩む不動産。

これらの不動産は、一見すると価値が低いように見えるかもしれません。

しかし、整理の仕方や活用方法によって解決できる可能性があります。

まずは状況を整理することから始めましょう

「こんな不動産は相談しても良いのだろうか」

「他社で断られたから無理かもしれない」

そう思われている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、不動産の問題は整理することで解決方法が見えてくることがあります。

私たちは、不動産を売るためだけの会社ではありません。

困った不動産を整理し、解決方法をご提案する会社です。

再建築不可物件、共有持分、借地権、底地、空き家、農地、長屋などでお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

一緒に状況を整理し、最適な解決方法を考えていきましょう。

堺市で
困っている不動産のご相談なら

再建築不可物件、共有持分、借地権・底地、空き家、農地や山林など、不動産のことでお困りではありませんか?

「他社に相談したが断られた」
「売れるのか分からない」
「何から始めれば良いのか分からない」

そんなお悩みを抱える方は少なくありません。

トール不動産は、不動産を売るためだけの会社ではなく、困った不動産を整理し、解決方法をご提案する会社です。

まずは状況を整理することから始めてみませんか?

どんな些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。

執筆者紹介

このブログを書いた人

トール不動産株式会社
代表:中村 竜大(たつひろ)

奈良大学卒業後、大和ハウス工業株式会社、住友不動産販売株式会社などを経て、令和4年にトール不動産を設立。

住友不動産販売では、鳳営業センター、堺営業センター、阿倍野ベルタ営業センターなどで所長を歴任し、関西流通1部ブロック長も務めました。

これまで数千件に及ぶ不動産取引に携わり、ほぼ毎期「営業優秀者賞」を受賞。

現在は、共有持分、再建築不可物件、借地権・底地、空き家、農地など、一般的な不動産会社では対応が難しい不動産の相談にも力を入れています。

本ブログでは、これまでの経験をもとに、不動産で後悔しないための考え方や判断基準を分かりやすくお伝えしています。