みなさんこんにちは。堺市堺区で不動産売却の仕事をしている TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。
空き家は人の出入りが少なく、湿気がこもりやすいので、人が住んでいる家よりも劣化のスピードが早くなります。
そこで、空き家にやっておいた方が良い3つのポイントをお伝えします!
①掃除|空き家のために
長期間閉めっぱなしにするのは家にとって良くない。これは周知のことかと思います。
チリやホコリで汚れるのは仕方ないとしても、それを餌に虫やカビが発生します。
そして空気が淀んで湿気がたまるとカビは急激に繁殖します。結果、家自体の痛みが進んでしまいます。風通し、掃除、大事ですね。
②排水口のチェック|空き家のために
あまり知られていないように感じるのが「排水口」の問題です。
キッチンやトイレなどの水回りには当然のことながら排水口があります。普段は意識することはありませんが実はここは下水道に通じています。
何もしなければ、下水道から「臭い」が上がってきたり、「ゴキ〇リ」などが侵入します。
通常はここには「トラップ」という対策が取られています。
洗面所の下の収納扉を開けるとUの字型のパイプが見えると思いますが、これが「トラップ」です。
水を流すだけならパイプは真っすぐの方がよいのですが、わざわざU字にすることによりここに常に水が溜まった状態(封水と言います)となり臭いや虫を防いでいます。
③排水口の工夫|空き家のために
空家で長期間水を使わないと封水が蒸発してしまいトラップの役割を果たさなくなります(夏場は数カ月でこうなります!)。
この状態の家に入ると凄い悪臭とあちこちにゴキ〇リの死がいが…ということになったりします…
空家の風通しに行かれる際にはぜひ排水口の水流しも行ってください。特に洗濯機の排水口は忘れがちなのでご注意ください。
水を止めている場合は2Lのペットボトルを持参されるとよいと思います。
また、排水口をラップ等で塞いでおくとある程度は蒸発が防げます。「滅多に行けない」という方はそのような方法もご検討ください。
私はお客様の空き家に伺った際にはトラップに水を溜めるようしています。
プロでも知らない人や、やらない人もいますので不思議に思うことが多いポイントです。
高く売りたいなら要チェックですね。家を大事にしてあげましょう。
『水道管の悪臭と劣化を防ぐ 空き家管理』というリールも作成していますので、併せてご覧ください!
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