見落としがちなマンションの管理について考えてみましょう

みなさんこんにちは。
堺の不動産会社、TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。国土交通省のマンション総合調査(令和5年度)によると、マンション購入の際に考慮した項目のトップ3は

 〇駅からの距離など交通利便性 約71%

 〇間取り           約61%

 〇日常の買い物環境      約53%


一方、マンションの管理運営に関する内容は

 〇共用部分の維持管理状況   約12%

 〇共用施設・サービスの充実度 約  8%

 やはり普段の生活に直結する部分が大事で、「管理」という地味な分野にはあまり目が向いていないことが分かります。

マンション管理|管理の良し悪しは住まい心地に直結します

 しかし実際にマンションに住んでみると感じますが、日常の管理がきちんとなされているかはとても大事なことです。

 たとえば共用部のお掃除や、植樹が綺麗に手入れされているかなどは居住者の満足度に直結しますし、マンションの見た目、ひいては売れ行き・価格にも影響します。

 エントランスまわりに自転車が放置されていたりするのもマイナスです。
(うちの娘が小さい時、エントランス前にちょっと自転車を置いただけで管理人さんに注意されて泣いたことがありました。。。あまり厳しすぎるのも考えものですが...(笑))

マンション管理|「お金」にも直結します

 管理を任せる「管理会社」も大事です。杜撰な管理会社や担当者だったりしては話になりませんが、逆にあらゆることを完璧にやってしまうのも問題かもしれません。

 管理にかかる費用はすべて区分所有者から集める管理費や修繕積立金で賄われます。完璧にやろうとすると当然それだけお金・費用が掛かります。

 業者などは通常管理会社の紹介による場合が多いと思いますが、内容や金額が本当に妥当なものかよく考えるべきです。

 順番で(嫌々)決まった役員さんたちが、よくわからないまま管理会社の言いなりにやっているケースも多いと思います。

 それが修繕積立金等の値上げに繋がります。月に2万円だったものが3万円になったりするわけです。結果的に売りにくくもなってしまいます。

 というわけでマンションを選ぶ際にはぜひ「管理」にも目を向けていただきたいと思います。管理会社が発行する「重要事項調査報告書」というものがあり、それを見ると何となく見えてくるものがあります。営業マンはだいたい持っています。決める前にちょっとご覧になってみてください。

 不動産の売却はまずは無料相談・無料査定から。堺区のTOR不動産の中村へお気軽にお問い合わせください。

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