両手仲介の意味

みなさんこんにちは。堺市堺区で不動産売却の仕事をしている TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。

仲介手数料という言葉は聞いたことがあると思います。そして不動産業界用語に「両手仲介」という言葉があります。
 この両手とは、売主と買主の両方から手数料をいただく、という意味で両手です。 

売主から売却依頼を受けた物件を、買主へ直接自分で売ることにより、両方から手数料を得ることが出来る、という意味なんですね。手数料を利益とする不動産会社にとっては大きなメリットになります。 

両手仲介って矛盾してない?

ではこれはお客様にとってはどうなのでしょうか? 

一言で言うとこれは『利益相反』。少なくとも売主買主どちらかにとっては不利益になる可能性が極めて高い、と言わざるを得ません。 

高く売りたい売主と、安く買いたい買主。両者の利益は絶対に一致することはありません。これを1人の営業マンが両立させることは理論上不可能です。諸外国では、そもそも両手仲介を禁止にしている国も少なくありません。 

顧客目線での不動産取引を心がけたい

特に大手の不動産会社では「両手仲介率80%超え」は決して珍しいことではありません。 ということは多くの売主様が、知らず知らずに損をさせられている、ということです。 

「売却相談に乗ります」「高く売ります」と嘯いている営業マンは、買主の前では「値段交渉頑張ります」と言っています。

ではどうしたらいいのでしょうか。その秘訣をお教えいたします。不動産の売却・購入相談はTOR不動産の中村へ、お気軽にお問い合わせください。

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