3階建は売りにくいのか｜売りやすい不動産と売りにくい不動産を解説
みなさんこんにちは。堺市堺区の不動産会社、 TOR（トール）不動産 代表の中村竜大です。 売りやすい不動産と売りにくい不動産とは？今日は『一戸建て』についてお話しさせていただきたいと思います。
人気なのは『平屋』
お客様より要望が多いのは『平屋（平家）』です。これに関連して「道路とフラット」「部屋内はもちろんバリアフリー」などの「段差が少ない」というのも売れる不動産の大きな条件になっています。このあたりは高齢化社会を反映しているのだと思います。
ただ実際には平家物件はほとんど存在しません。よほど田舎にいけば多少はあるのかもしれませんが。。。
『３階建て』はあくまでも消極的選択
逆に物件はたくさんあるのに人気が無いのが『３階建て』です。
部では３階建ては当たり前の存在ですが、それは地価が高くて３階建てしか買えない・建てられないからであり、あくまでも消極的選択でしかありません。都市部以外では２階建てがノーマルで、階段の多い３階建ては敬遠される存在です。
しかし郊外にも３階建ては多く建っています。これは過去、バブルなど地価が高かった時期に多く建てられたから、というのが理由で、地価が下がった地域では新規の供給はかなり減ってきているのではないかと思われます。
『３階建て』の今後は？
問題はこれが今どんどん売りにくくなっているということです。
地価が２極化している現代では、都市部の価格は上がっていても、郊外はあまり変わらず「ほぼ横ばい」というところが多くなっています。地価が上がらなければ３階建ての需要は高まりません。
逆に高齢化は間違いなく進んでいきます。つまり、３階建ては今後ますます売りにくくなっていく可能性が高いということになります。
今、都市部以外で３階建てにお住まいで、近い将来売却を考えている方は、なるべく早くそれを実行に移す方が良いのかもしれない。私はそう考えています。
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