
みなさんこんにちは。
堺市堺区の不動産会社、トール不動産 代表の中村竜大です。
2024年3月、日本(日本銀行)は長らく続けてきたゼロ(マイナス)金利政策を解除しました。
その後段階的に引き上げられ、2025年2月時点では0.5%となっています。政策金利(無担保コール翌日物)が上がると結果的に住宅ローン金利も上がります。金利はこれからも上がるのではないかと言われており、いよいよ日本も金利上昇時代に入ってきたのかもしれません。
20年続いた「異常」な低金利
現在、住宅ローンの変動金利は実質0.5%前後になっています(店頭金利は2.5%前後ですが、各行とも様々な優遇金利を用意しており、実質金利は大きく下がります)。
この低金利は三十数年前の「バブル崩壊」以降始まったもので、それ以前の住宅ローンといえば住宅金融公庫などで年4~7%程度(固定金利)が普通で、今のような『超』低金利になったのは実はここ20年ほどのことなのです。
40歳程度までの方には半ばこれが「当たり前」と感じられているかもしれませんが、50歳程度以上の方(私もそのひとりですが...)には、いまだに「ちょっと異常」と感じている人も少なくないのではないでしょうか。
ちなみに1000万円を30年返済で借りた場合、金利が0.5%の毎月返済額は約3万円ですが、5%でしたら約5.4万円と、なんと約1.8倍もの差になります。
多くの人が借りている『変動金利』

現在、住宅ローンには様々なタイプがあります。
銀行などでは変動金利や固定金利、さらにはそれらをミックスさせることもできますし、フラット35では比較的低金利(1.5%前後)を全期間固定で借りることができます。
しかし、近年最も多いのは「すべてを変動金利」で借りている人で、各種調査によるとその数は7割から8割にのぼると言われています。
そんなに金利が上がるなんてどうしたらいいの…と不安になりますよね。
次回は『金利上昇に備える3つの方法』をご紹介いたします。
お楽しみに!
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