なぜ中古物件の人気が高いのか

みなさんこんにちは。
堺市堺区の不動産会社、トール不動産 代表の中村竜大です。

タイトルの通りですが、いま、中古物件の人気が高まっています!

理由をご説明いたします。

建築費の高騰による新築価格の大幅上昇

近年のコロナ、東京オリンピック・万博、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で建築資材が大幅に値上がりしました。その他の物価や賃金の上昇も加わり、建築価格は上昇の一途を辿っています。

また、今年4月以降は建築基準法の改正が行われることになっており、これも間違いなく価格アップの要因になります。

新築住宅価格(一戸建て)は、少し前には坪50~60万円程度だったものが、現在は坪70~80万円は当たり前で、一部のハウスメーカーでは、坪120~130万円も普通の価格になっています。

いつの間にか庶民にはとても手が届かないものになってしまいました(ちなみに私が某大手ハウスメーカーにいた20年あまり前は、60万円前後から、せいぜい80万円程度でした)。

各社の戦略は『面積抑制』

都市部では土地価格も上がっており、上昇した建築費をそのまま価格転嫁したのでは、高すぎて買える人がいなくなります。

そこで現在、各社が採っているのが『面積抑制戦略』です。

地域によって違いますが、30坪のものを25坪に(マンションでは70㎡を60㎡に)することで価格上昇を極力抑えようとしています(それでも以前よりははるかに高くなっています)。

相対的に中古物件がお得になっています

中古物件の価格もたしかに上がってはいますが、新築に比べるとそのカーブは緩やかです。

面積も、数年前まで標準だった30坪(マンション70㎡)のものが数多くあり、「マイホームを持つならやはりそれなりの広さがほしい」という方にとっては、有力な選択肢の一つになります。内装や設備はリフォームで対応できても、広さは変えようがありません。

これからマイホームを購入しようという方にとって、中古住宅は有力な選択肢になります。

中古物件やリフォームを主戦場とする私どもトール不動産にとっては追い風です。

今後もお客様を第一に、前向きに頑張っていきたいと思います。

不動産の売却はまずは無料相談・無料査定から。

堺市堺区のトール不動産の中村へお気軽にお問い合わせください。

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