4LDKのマンションは売れない|噂は本当でしょうか

 堺の不動産会社、TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。早速ですがマンションの売却に関して「4LDKのマンションは売れない」というウワサを聞いたことがある人もいると思います。マンション売却を考えている方にとっては由々しき問題です。安心していただくために検証、解説したいと思います。

売れ筋のマンションの間取りとは

 マンションの売買の際、購入側は立地、環境の他に間取りのことも重要です。簡単に言えば部屋数です。家族の人数や暮らし方により変わると思いますが、統計があるので紹介いたします。

 公益財団法人東日本不動産流通機構「年報マーケットウォッチという資料があります。2021年のものになりますが、これによるとマンション全体の約47%が3LDK(3DK)が占めています。4LDKは全体の6.5%ほどしかなく、この数字だけみると確かに4LDKは売れていません。一体どういうことが考えられるでしょうか。

売れ筋のマンションの間取りとは価格が高い|4LDKのマンションを避ける理由

 4LDKになると面積も大きくなり、価格も当然高くなります。立地や環境が良くなるとそこそこの売却価格になってきます。こうなるとこの価格帯を購入できる顧客層は戸建ても検討ができることが要因の一つとして考えられます。

部屋数が多い

 さらに考えられる要因が部屋数です。部屋数が多いことが4LDKのマンション購入のハードルになっているようです。実は子育て世代は全体の20%を切っています。いわゆる少子化です。マンション購入層にはわざわざ予算をアップして、部屋の多い間取りを購入する必要はない、という判断がされているようです。
※厚生労働省「2022年 国民生活基礎調査概要」より

 しかし、このような話をすると4LDKのマンションは売れないのか。(資産としても)買わない方が良いのか、など不安になってきますね。

4LDKのマンションは売れる

 ご安心ください。データ上は弱点だらけの4LDKマンションですが、売却は可能です。答えは簡単で需要は「0」ではないからです。ポイントは売却を依頼する不動産会社にあります。

不動産会社との信頼関係の構築

 売却依頼の際、このようなデータに基づき適正な市場価格(査定)と売却ターゲットを絞ること。そしてそのことをしっかりと説明を受けること。ここがポイントです。

 データ的には売却に時間がかかるかもしれない。データ的にはターゲットは少ないので売却方法に二の手、三の手を用意しておく必要があるかもしれない。

 しかしこのような説明と解説をしっかりと説明してもらっておけば、売主様の不安も払拭できると思います。売却は売主様と不動産会社の信頼関係で成り立っています。

まとめ|売れない不動産はない

 売れない不動産は基本的にはありません。要因をしっかり掴むことと、信頼関係を築くこと。これがポイントです。

 不動産の売却はまずは無料相談・無料査定から。堺区のTOR不動産の中村へお気軽にお問い合わせください。

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