
みなさんこんにちは。
堺市堺区の不動産会社 トール不動産 代表の中村竜大です。
不動産を売却したあと、「もっと高く売れたのでは?」「安く手放してしまったかも…」と後悔する方は少なくありません。
その原因の多くは、「査定内容を十分に確認せず、価格だけを信じて売ってしまった」ことにあります。
今回は、相場より安く売ってしまうのを防ぐために、売却前に確認すべき査定のポイントをご紹介します。
1. 査定価格の根拠を必ず確認する
不動産会社から提示される査定価格には、「なぜその金額になったのか」という根拠があります。過去の取引事例や周辺相場をもとにした説明があるかを確認しましょう。
チェックポイント
- 近隣での成約価格のデータは提示されているか
- 土地・建物の面積や築年数が正しく反映されているか
- マンションなら「階数」や「向き」なども加味されているか
「根拠が曖昧」な査定価格は要注意です。
2. 査定価格と売出価格は違うと知っておく

査定価格は、あくまで「このくらいで売れるだろう」という目安に過ぎません。実際に売り出すときは、戦略的に価格を調整する必要があります。
アドバイス
最初から高すぎる価格にすると買い手がつかず、結果的に値下げしてしまうリスクが。相場感に基づいた“適正価格”でスタートすることが、高値売却への近道です。
3. 築年数やリフォーム歴も価格に影響

同じエリア・同じ広さの物件でも、築年数やメンテナンス状況によって価格は大きく変わります。特にリフォーム歴の有無は、査定額を左右する要因の一つです。
確認しておきたい点
- 設備の状態(キッチン・浴室・給湯器など)
- 外壁や屋根の塗装状況
- 建物の傾きや雨漏りなどの有無
マイナスポイントがある場合は、売却前に補修を検討するのも手です。
4. 売却のタイミングも相場に影響する
不動産市場は季節や経済状況によっても変動します。引越しシーズン(2〜3月)は需要が高まりやすく、売却価格が上がる傾向があります。
対策
需要の高まるタイミングを狙って売却活動を始めましょう。エリアの市況情報については、不動産会社に定期的に確認をするのも良いかもしれません。
まとめ
不動産の売却で「相場より安く売ってしまった…」という後悔を防ぐには、査定の内容をしっかり理解し、相場を見極めることがとても大切です。
価格だけにとらわれず、「根拠のある査定かどうか」「周辺との相場感が合っているか」などを冷静に確認することで、納得のいく売却につながります。
トール不動産では売主様一人ひとりに合わせた丁寧な査定と、相場情報のご提供を行っております。初めての売却でも安心してご相談ください。
不動産の売却はまずは無料相談・無料査定から。
堺市堺区のトール不動産の中村へお気軽にお問い合わせください。
