みなさんこんにちは。堺市堺区で家や土地を売る仕事をしているTOR不動産(トール不動産)代表の中村竜大です。
 今日は、近年ますます存在感が増しているように感じるマンションについてお話しさせていただきます。

 マンションと言っても色々あります。ファミリータイプ、都心の駅近物件、郊外型大規模物件、タワーマンション、投資用(主に単身者向け)など様々です。

◼︎時代と共に移り変わるマンションの広さ

 本格的にマンションが普及しだしたのは1970年頃からです。
 この頃は団地タイプも多く、面積は50㎡程度から広くても70㎡までがほとんどで、結果、平均面積は50㎡台半ばから後半程度でした。1980年時点でやっと60㎡を少し超えるくらいになります(首都圏のデータ、以下も同様)。
価格は1,000万円程度から始まり、1980年にやっと2,000万円を少し超えます。

 時代とともに面積は少しずつ広くなり、1990年には65.5㎡ほどになります。
当時はバブル真っ盛りで、平均価格は6,100万円超と、面積以上の急上昇です。

 バブル崩壊とともに価格は急速に下落します(90年代半ばから2000年代半ばにかけては4,000万円程度)。一方、面積は反比例するように広がり、2002年には78㎡を超えるまでになりました。

◼︎時代と共に価格も移り変わる

 その後は、2008年のリーマンショック後にやや停滞しましたが、基本的には価格は右肩上がりに上昇、逆に面積は少しずつ狭くなっていきます。
 2022年には面積は約66.5㎡、価格は約6,300万円と、バブル期と大体同じ水準になっています。
 詳しいデータはありませんが、現時点ではさらに狭く・高くなっているものと思われます。

 今から思えば、20年程前に買った方(78㎡、4,000万円)はすごく得をしているように感じますね。。。もちろん立地や品質の違いはありますが...

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