みなさんこんにちは。堺で「家を売る」仕事をしている TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。

今回は私が携わったある物件取引のお話しをさせていただきます・

※画像はイメージです

◼︎お客様とのやりとりは重要だと思いました

ご依頼いただいた物件はとある田舎町にある一戸建てです。家自体は「しっかりした造り」という印象を受けるものでしたが、長期間空き家だったこともあってか、傷みが酷く、雨漏りやシロアリの害などもありました。

売主様はとにかく「早く売りたい」という要望が一番で、価格は二の次でした(いずれにしろ大した金額にはならない、という考えがあってのことです)。

まずは当社で買わせていただく検討をしましたが、買える価格は本音を言えば数十万円、どんなに高くても100万円まで、というのが私の判断でした。

売主様へお話しすると「あまり迷惑も掛けたくないし、それで結構です」というお答え。そのまま買わせていただいてもよかったのですが、売主様のあまりにも潔く誠実なご対応を受け、自分自身に納得のいかない気持ちが出てきます…

◼︎不動産売買はやはりインターネットだけではダメ

そこで売主様に少しお時間をいただき、付近の不動産や建売業者など(あまり業者が見当たらず結局割と広範囲にわたりました)にあたることにしました。

しかし、案の定と言っては失礼ですが、数十社に当たっても出てくる答えは私の判断と大差無いものばかり。それどころか8割方は「要らない」「買えない」という回答でした。

正直諦めかけていたのですが、売主様に途中経過を報告した帰り道、何気に最寄り駅(と言っても歩いて行ける距離ではありませんが)近くの「賃貸屋さん」へ立ち寄りました。賃貸メインの会社さんでもありましたし特に期待感もなかったのですが、ダメ元で物件をご紹介すると、「ぜひ買わせてほしい」とのお話!しかも価格は倍以上になりました!!

売主様にも喜んでいただき無事ご契約の運びとなりました。

この賃貸屋さん、『たまたま』事情があり、本物件辺りで今回のような物件を探していたとのことでした。

捨てる神あれば拾う神あり。諦めずに頑張って本当に良かったです。

お家を売りたい方はTOR不動産の中村へ、お気軽にお問い合わせください。

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