建物の代表的な3つの構造とは
みなさんこんにちは。 堺市堺区で不動産の仕事をしている TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。
不動産は、大別すると「土地」と「建物」に分かれるのはご承知のとおりです。
今日は、その中の「建物」の代表的な3つの構造について、その特徴や注意点などをお話ししたいと思います。
日本の住宅といえば |木造
一戸建住宅の新築着工戸数のうち、木造が占める割合はおよそ88%にのぼります(令和5年度)。
様々な工法がある中で、木造がいまだにそれだけのシェアを占めている大きな理由のひとつは、「低コスト」ということだと思います。
また、木造は低コストというだけではなく、間取りの自由度が高い、改築が(比較的)容易、木造ならではの温もりが感じられるなどのメリットがあります。
不動産市場においては、耐用年数の短さ(=価格ダウンが早い)や、「昔の」木造住宅の粗悪なイメージなどもあり、残念ながらプラス評価になることはありません。
都市部やハウスメーカーで採用される |鉄骨造
鉄骨造(S造)は、木造と、後で述べる鉄筋コンクリート造の中間的な特徴を持っています。木造に比べて耐震・耐火性に優れていて(と言われている)、火災保険料が安くなります。また強度の割に軽いため高層化が可能です。
ただし、コストは木造に比べると割高なケースが多くなります。
ちなみに、ハウスメーカーの多くでは6mm以下の薄い鉄骨を用いた 「軽量鉄骨造」 と呼ばれる工法が採用されています。
不動産市場では、木造に比べると高く評価される傾向にあります。
最強の建物 |鉄筋コンクリート造
今回取り上げた3つの中で最も強く、最も価格が高いのが鉄筋コンクリート造(RC造)です。鉄骨造よりも耐震・耐火性に優れ、火災保険料もさらに安くなります。
不動産市場でも高値で取引されますが、古くなると高い解体費用がネックとなり敬遠されることもあります。また、改築にも不向きと言われています。
以上、代表的な3つの構造をご紹介させていただきました。
それぞれに長所・短所がありますので、用途や好み、また予算によってご選択ください。
不動産の売却はまずは無料相談・無料査定から。
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