空き家は全国で900万戸以上。活用を考えてみましょう。

 みなさんこんにちは。堺市堺区で土地や家を売る仕事をしているTOR不動産(トール不動産)代表の中村竜大です。

 全国で900万戸を超える空き家。今日はこの「眠れる資産」である空き家の活用法について考えてみたいと思います。

▶︎空き家を賃貸に出すことはできるのか

 空き家の活用法と聞いて一番に思い浮かべるのはやはり『賃貸に出す』ということだと思います。毎月一定の収入が得られる訳なので、所有者様にとっては有望な選択肢のひとつです。ただ、賃貸がすべて薔薇色かと言うとそうとも限りません。以下にプラス面とマイナス面をご説明します。

▶︎賃貸に出したときのプラス面は?

 賃貸のプラス面は何と言っても「安定収入が得られる」ことです。それまで固定資産税を取られるだけの、むしろマイナス資産だった空き家から、お金が得られるプラスの資産に変わります。

▶︎賃貸に出したときのマイナス面は?

 逆にマイナス面もあります。しかもこれが項目にすると結構な数になります💦

①初期投資として家をリフォームする必要がある
 巷には競合となる賃貸物件が溢れています。最低限は綺麗にしないとなかなか受け入れてもらえません。

②短期で出られるとリフォーム費用を回収できない
 出た後にリフォームの必要がないくらい綺麗に使ってくれたらいいのですが、そうでないとリフォーム代の方が高く付くこともあります。今は昔ほど敷金・礼金などは取りにくくなっています。

③家を無茶苦茶に荒らされることもある
 ある程度長く住んでもらったとしても、すごく汚く使われるとそれまでの家賃がパーになりかねません。

④返してほしい時に出て行ってもらえない
 (居住用)賃貸契約では借り手の権利が強く守られます。そのためいざ自分が使いたい時にそれが叶わないことが起こり得ます。

※このリスクを回避するのに「定期契約」という方法があります。ただし一般的には「定期契約」では一定程度家賃は下がります。

⑤入居者の問題行動に振り回される
 これは私の経験談です。分譲マンションの一室を貸していた「ヤンチャな入居者」がマンション内で様々な問題を起こし、管理会社からのクレームに随分と振り回されました(>_<)

⑥家賃を滞納される
 悪いのは滞納する方なのですが、催促する方も結構なストレスです。
※この問題は保証会社を利用すればある程度は解決できます。

 他にも、家の修繕は基本的にオーナー負担ですし、出て行った後の原状回復でもめることも珍しくありません。細かなマイナス面をあげていくとキリがないくらいです。

 結果的にマイナス面ばかりをあげてしまいましたが、私は決して賃貸を否定する訳ではありません。事実、私自身もこれまで自分の物件を賃貸にしていたことがありますし、今現在も保有しています。

 考えていただきたいのは、上にあげたマイナス面は決して特殊なケースではないということです(⑤は特殊かもしれません…)。誰にでも起こり得ます。

 賃貸は『経営』です。リスクもきちんと想定のうえ進めていただければと思います。

 不動産の売却はまずは無料相談・無料査定から。 TOR不動産の中村へお気軽にお問い合わせください。

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