みなさんこんにちは。堺市堺区で家や土地を売る仕事をしているトール不動産(TOR不動産株式会社)代表の中村竜大です。
物には相場があります。それは不動産も例外ではありません。相場を大きく超える価格で売ることは至難の業です。しかし、あらゆる物件が『オンリーワン商品』である不動産においては、相場をはるかに超えて売れる(場合がある)ものがあります。今日はそんな物件をご紹介したいと思います。
◼︎隣の土地は倍出してでも買え、は本当か?
例えば「隣の土地は倍出してでも買え」とは昔からよく耳にする言葉です。私も、これまで何度もお隣同士の取引はしましたが、たしかに相場以上での取引も多くありました。しかし実際に「倍」での取引は記憶にありません。昔はあったのかもしれませんが、情報化社会の現代ではそこまでの価格はほとんど無いと思います。
よくあるケースは駅直結の人気マンションや最上階・角部屋、土地戸建で言っても駅近や角地、築浅物件、一部の人気地区などでは高くで売れることがままあります。しかしいずれの物件でも、相場を「はるかに」超えることがあるかと言えば、そんなケースはほぼありません。
では、どんな物件なら「はるかに」高く売れる可能性があるのでしょうか?
◼︎相場よりも高くなるのはどんな物件か?
ポイントは『希少性』です。
先にあげた駅近や角部屋、角地なども、たしかにそうではない物件に比べると数は少ないですが、希少とまでは言えません(隣はある意味希少ですが、現状によほど困っているか、もの凄いメリットでもなければ倍まで出して買う人はいません)。
私が実際に経験したケースで言うと、本当に『希少』なものとは以下のようなものです。
〇超駅前立地の店舗付住宅
まさに「駅かぶりつき」の物件でした。店舗付住宅も数は多くはありません。建物は決して新しくは無かったですが、店舗部分は内装リフォームのみで使える状態でした。
⇒ 相場の倍程度で成約。
〇すぐに使える工場
「すぐに使える」がポイントでした。継続して受注が見込める新規の案件があるが、既存の工場だけでは対応しきれない。新規に工場を建てる時間もない。そんな時にたまたま近くですぐに使える工場が売りに出た。
⇒ 相場の倍近くで成約。
〇奥に広い囲繞地(道路に接しない土地)がある場合の、入口になる土地
先にディベロッパー(開発業者)が「囲繞地の広い土地」を購入(かなり安く買っているはずです)。囲繞地単独では建築が出来ないため、入口の(道路に接している)土地がどうしても欲しい。少々高く買っても全体でならせば相場の範囲に収まります。
⇒ 相場の倍以上で成約。
他にもありますが、キリが無いのでこれくらいにしておきます。
あらゆる不動産は『オンリーワン商品』です。99.9%の人が要らないものでも、欲しい人にとっては、大袈裟に言うと『唯一無二』の物件です。普通の価格で売られていれば当然買いますし、倍の価格でしか買えなくても、他に無いのですから買うしかありません。大事なことは、限られた買い手に出会える運と、可能性を察して強気な価格設定ができるかどうかです。
少なくとも私は「そういう可能性がある」ことを理解し、経験しています。これからも売主様の「チャンス」を逃さぬよう、感度高くやっていきたいと思います。
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