みなさんこんにちは。堺の不動産会社、 TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です。
売却相談のお客様から「ローンが残っているんですけど売れますか?」というご質問をしばしばいただきます。おそらく「たぶん大丈夫と思うけど...念のため聞いておこう」という程度だと思いますが、今日はこれについて少し深堀してみたいと思います。

◼︎住宅ローンが残っているけど、家は売れる?

結論から言うとローンが残っていても売れます。ただし売却決済日に全額一括返済する返済する必要があります。

例えば1,000万円のローンが残っている(この残っているお金を「残債」と言います)お家が1,500万円で売れた場合、買主様が払う1,500万円からローン1,000万円を返済して、手元には500万円が残る、ということになります。

※正確には別に諸経費が必要なので500万円は残りません。主な諸経費は仲介手数料、契約書印紙代、司法書士費用、銀行の一括返済手数料と日割り金利などです(諸経費の詳細については過去にこのコラムで紹介していますので、ご興味ある方はそちらもご覧ください

◼︎売れる金額よりも残債の方が多い時は?

1,000万円残っているのに800万円でしか売れない場合は、200万円のお金を用意する必要があります。銀行に対し「残りは分割で払います」は通りませんので、この200万円は必ず決済日までに準備する必要があります。基本的には現金ですが、残債を融資してくれる銀行もあります(審査はやや厳しい印象ですが…)ので諦めないでください。

どうしても残債分を用意できない場合、これを残したまま売却する方法もない訳ではありません。『任意売却』というやり方です。これをやると個人信用情報に記録が残ってしまい、いわゆるブラックリストのような扱いになってしまいますので積極的にお勧めは出来ませんが、これについては後日のコラムでまたご紹介したいと思います。

お家を売りたい方はTOR不動産の中村へ、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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