みなさんこんにちは。
堺市で不動産の仕事をしている TOR(トール)不動産、代表の中村竜大です

不動産を売ったことのある方であれば、『査定』をしてもらった経験があると思います。では『査定』とはどのように行うのでしょうか?

主に3つの方法があり、それぞれ取引事例比較法、原価法、収益還元法と言われます。
最後の収益還元法は説明がややこしいので省略(使う機会も少ないです)して、ここでは取引事例法と原価法を取り上げます。

〇取引事例比較法
これは読んで字のごとく。過去の取引事例と比較して価格を算出します。事例にはなるべく近くて、最近で、類似したものを選びます。

簡単に言うと「あそこの、こんな物件が〇〇万円だったから、この物件は●●万円くらいですね」という感じです。

〇原価法
主に建物の計算に使います。新築価格(再調達価格)から、経過年数分を減額して今の価格を算出します。

その他に、公示地価や路線価などの公的指標を使って算出する方法もあり、実際の査定においては、これらを組み合わせて求めることが多いと思います。

気を付けたいことは、どの方法を用いて算出したのかや、選ぶ事例によって結果が(割と)大きく変わってくることです。

上下20~30%は平気で変わりますので、売主様としては、それがどういう根拠で算出されたものかはきちんとチェックしたいところですね。

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