今回は、弊社が所有する物件の電柱移設に向けた現地立ち会いに行ってきました。

不動産の仕事というと、物件の購入や販売をイメージされる方が多いと思いますが、実際には、購入した不動産をより使いやすくするための整備や調整も大切な仕事のひとつです。

今回は、そんな不動産の現場でのお話をご紹介します。

土地を使いやすくするために電柱を私有地へ移設

今回の物件では、敷地の使い勝手をよくするため、ブロック塀を撤去して、人が自由に行き来できるようにしたいと考えています。

ところが、現在は私道上に電柱が建っており、そのままでは通行の妨げになってしまいます。

せっかくブロック塀を撤去しても、電柱が邪魔になってしまっては、土地を十分に活用できません。

そこで今回は、現在の私道上にある電柱を、弊社が所有する敷地内へ移設する方向で話を進めることになりました。

土地の使い方を少し工夫するだけでも、通行のしやすさや利便性は変わります。ただし、電柱は電気を届けるための大切な設備です。移設するには、安全性や周辺の状況を確認しながら、電力会社などの関係者と調整する必要があります。

電柱移設で確認したい支線・支柱・電線などの設備

電柱というと、柱そのものを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、電柱にはさまざまな設備が取り付けられています。

① 電柱本体

電線などを支える柱そのものです。移設する場合は、新しい設置場所の広さや地面の状況、周辺の道路や建物との位置関係などを確認します。

② 支線(しせん)

電柱が傾かないように、地面に向かって斜めに張られたワイヤーです。電柱を安定させるために設置されますが、場所によっては人の通行や車の出入りに影響することがあります。

③ 支柱(しちゅう)

電柱を補助するために設置される柱状の設備です。現場の状況によって、支線や支柱など、どのような方法で電柱を支えているかが異なります。

④ 電線・通信ケーブルなど

電柱には電力会社の電線だけでなく、電話線やインターネットなどの通信ケーブルが設置されている場合もあります。複数の事業者が設備を使用していることもあるため、移設にあたっては関係する設備の確認や調整が必要です。

このように、電柱の移設は柱を移動させるだけの単純な工事ではありません。付属設備や電線の位置なども含めて検討しなければならないのです。

電柱の移設費用は誰が負担するの?

ここで気になるのが、移設にかかる費用です。

電柱の移設費用は、移設する理由や工事内容によって、誰が負担するのかが変わります。

例えば、土地所有者が建物の建築や敷地の利用のために移設を希望する場合と、電力会社側の事情で移設が必要になる場合とでは、費用の取り扱いが異なることがあります。

また、電柱本体の移設だけで済むのか、電線の張り替えや支線の設置変更なども必要なのかによって、工事の規模も変わります。

そのため、移設費用は一律ではなく、現地の状況や工事内容を確認したうえで判断されます。

今回も、できるだけ費用負担を抑えながら、実現可能な方法を検討しています。

費用については、移設の理由や条件によって取り扱いが変わるため、電力会社に確認しながら進めることが大切です。

電柱移設の現地立ち会いで確認するポイント

今回の立ち会いでは、電柱をどこへ移設するのがよいか、周囲の状況や敷地の使い方を踏まえて確認しました。

移設先は、単に邪魔にならない場所であればよいというわけではありません。電線の取り回しや安全性、地中の埋設物、今後の土地利用など、さまざまな条件を考慮する必要があります。

また、私有地内へ移設する場合には、将来の建物や通路の計画に支障が出ない位置にすることも重要です。

不動産は、図面や写真だけでは分からないこともたくさんあります。実際に現地へ足を運び、関係する方々と相談しながら、一つひとつ課題を解決していくことが大切です。

<電柱の太さの見本>

電柱移設で土地を使いやすく|不動産活用を考える

今回の電柱移設は、単に電柱の場所を変えることが目的ではありません。

ブロック塀を撤去して人が行き来できるようにすることで、土地をより使いやすい状態にすることが目的です。

不動産は、購入した時点で完成ではありません。現況を確認し、問題点を把握し、必要な整備を行うことで、より活用しやすい物件にできることがあります。

もちろん、工事には費用も時間もかかります。だからこそ、どこを改善すればよいのか、費用に見合う効果が期待できるのかを考えながら進めることが大切です。

トール不動産株式会社では、不動産の購入・売却だけでなく、土地や建物の状況を確認し、それぞれの物件に合った活用方法を考えながら仕事に取り組んでいます。

今回の電柱移設についても、今後の進捗がありましたら、またブログでご紹介したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

マコです。
2児の母をしています。
自分自身、仕事、家事、子育てとバタバタの毎日。
忙しい中、観葉植物を見たときにホッと癒されてます♡

資格:
幼稚園教諭二種免許状
保育士資格
社会福祉主事任用資格
運転免許

(キリスト教短期大学卒業後、6年認定子ども園で保育士として勤めていました)