不動産仲介会社を途中で変更するメリットはなに?

 みなさんこんにちは。堺市堺区で土地や家を売る仕事をしているTOR不動産(トール不動産)代表の中村竜大です。

 スタッフの自宅前の家が数ヶ月前から売りに出ていたそうです。お客様が案内されているところも何度も見かけていて、もう売れていると思っていたら違う不動産仲介会社の旗が掲げられたとのこと。販売会社が変わったのですが、これで果たして売れるのでしょうか。

▶︎仲介会社を変更した際のメリットは?

 不動産売却をする際、できるだけ高く売りたいと思うのが当たり前だと思います。市場では「高く売ります」という宣伝が溢れ、どの会社を選べば良いのか迷いますね。

 悩んだ末、決めた会社で売りに出してもらい、なかなか売れなければ「高く売るって言ったじゃないか」ということにもなり、別の仲介会社に乗り換えるということも起こります。さて、この販売会社を変更するということ、メリットがあるのでしょうか。

 実は、さほどありません。それよりもデメリットの方が大きいかもしれません。少し解説します。

▶︎市場はちゃんとみなさんの物件を見ています

 結論から書くと、担当者と相当ウマが合わない、仲介会社が常識はずれ、などということがない限り、変更することはオススメいたしません。

 というのは私たちはお客様から売却の依頼を受けた時、ネットワークに登録をします。このネットワークは全国の不動産会社が閲覧ができるものです。お客様の売却機会を失わないために不動産会社なら「どの会社でも」閲覧できるのです。

 地域の不動産会社ならなおさらで、売却物件が出ればそれを知らない不動産会社はない、と言っても良いと思います。

▶︎何か事情があるのではないか、と疑われる

 売却が進まない理由は色々とあるはずです。ただ、売れないという理由だけで仲介会社を変えたり、変え続けたりするとそれを見ている仲介会社やユーザーは出回っている物件だと認識してしまいます。

 ひょっとしてこの物件には「ダメな何かがあるのではないか」などと邪推されることもあるわけです。前述のような事情がない限り仲介会社を変更するのはデメリットの方が大きいかもしれません。ではどうしたらいいか。

▶︎査定時の不動産会社の対応を見極める

 高く売却します、という不動産会社の意気込みに嘘はありません。ただ、売却依頼の際に市場を見極めて「厳しい意見」も言ってくれる会社があると思います。そういった会社で、かつ担当者ともウマが合うところを選ぶのが良いと思います。

 他にも会社を選ぶポイントはありますが、決めた後に会社を変更するよりも、市場の状況に合わせ伴走してくれる不動産会社を選びましょう。

 不動産の購入、売却はまずは無料相談から。 TOR不動産の中村へお気軽にお問い合わせください。

How- どうやって高く売るの?

『できるだけ高く売却したいけれど
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